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2025/3/2 東京マラソン2025 参戦記

奇跡のリカバリー:フルマラソン再挑戦への道のり

2年半前、末梢動脈疾患と診断され、400mトラックを1周するのも困難だった私。しかし、ついに――フルマラソンを完走するまでに回復しました。

半年前にフルマラソンの当選通知メールを受け取ったとき、正直なところ、完走できるのか不安でいっぱいでした。身体はまだ万全ではなく、自己ベスト更新なんて夢のまた夢。実を言うと、「今回は抽選に応募だけしておいて、来年以降の万全な状態で当選したい」くらいの軽い気持ちだったんです(笑)。

とはいえ、すでに「よみうりランド坂ラン」では10kmを走り切れるようになっていたので、「完走だけなら何とかなるかな」という手応えはありました。それに、今回は前回とは違い、フルオープンで賑わいを取り戻した大会の雰囲気を一度経験してみたいという思いも強かったのです。
↓前回の参戦記

結果

目標は“完走”!ひそかな挑戦、サブ4の壁を突破

タイムは3:45:08。今回のフルマラソン、目標は何よりも「完走」でした。しかし、内心では密かに“サブ4”(4時間未満)を狙っていたのも事実です。そしてその挑戦が、無事に達成できたのは自分でも感慨深いものがあります。

大きな目標を掲げつつも、少しの欲を胸に秘める――そんな緊張感と期待感を抱えながらの挑戦でしたが、結果として達成感と喜びを得ることができました。

コース概要

天候

寒暖差との戦い!レース当日の気象コンディション

当日の予報では、気温が20℃近くまで上がるとのこと。しかし、スタート前は薄着のまま待機する時間があり、気温12℃、湿度52%、北風6km/hというコンディションの中で身震いするほど寒さを感じました。

その後、昼前後からは日差しが差し込み、気温がぐんぐん上昇。徐々に暑さが増していき、寒暖差の激しい一日となりました。この気象条件が、レースをさらにチャレンジングなものにしてくれたと感じます。

使用アイテム

シューズ

 ナイキ エアズームヴェイパーフライネクスト%

性能について、説明するまでもないですね。
きつい時でも、しっかり踏み込んで反発でスピードを維持出来る。
その気持ちよさが、後半の辛さを消してくれる。そんなシューズにかなり助けられました。

エネルギー

今回は粗塩水とアミノバイタル3袋を混ぜたスペシャルドリンク

エネルギー補給についてはこちらにまとめてます。


まとめ

目標達成の喜びと大会の魅力を再発見!

今回の目標は、①完走 そして ②サブ4。この2つの目標を見事にクリアできました!自分の限界に挑んだ結果に、本当に感動しています。

さらに驚いたのは、参加者の多さ。前回の2021年大会では参加者が約25,000人だったのに対し、今回の2025年大会ではなんと38,000人!そのスケールの違いに圧倒されました。また、参加者の約半数が外国人だったこともあり、日本らしからぬインターナショナルな雰囲気が漂い、とても新鮮でした。

こうした大会が成り立つのも、たくさんのスタッフやボランティアの方々の支えがあってこそ。参加してみて改めて、その運営の素晴らしさを肌で感じることができました。

本当に、心から「素晴らしい大会」と言える経験でした!

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