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スポーツシューフィッター

先月、シューフィッターという資格を取りました。
ここ1年アキレス腱付着部症に悩まされていて、普通に走れてはいたのですが、ごまかしながら走っていても全然治らないなと思い、ケガのことや解剖学など色々調べているうちに、スポーツシューフィッターという資格があることを知ってから、せっかくだから資格の一つでも取っておこう!ということでモチベーションのあるうちに申し込みしてみました。

スポーツシューフィッターとは

スポーツシューフィッターは最高のパフォーマンスを発揮するシューズ選びのコンサルタントです。

スポーツシューフィッターは、医療機関やスポーツシューズ販売店、フィットネスクラブ等で顧客の体力や筋力、運動機能の個別性に応じて最適なシューズ選択をしたり、体のバランスを適正な状態に修正するインソールを処方します。ウォーキングやジョギングを始めたばかりのスポーツ初心者やシニア層、又マラソンやトレイルランニング、トライアスロン、登山等に挑戦するコアなスポーツ愛好者に対して最高のパフォーマンスを発揮すると同時にスポーツ障害のリスクを回避するシューズ選びのコンサルティングを行います。
スポーツシューフィッター養成コースは、スポーツ障害の克服に必要な知識、評価方法、治療戦略の立案からインソール成形技術まで、シューズとインソールの専門知識をトータル的に学ぶスポーツオーソティクスプログラムです。

スポーツシューフィッター資格認定機関 一般社団法人 日本フットウェア技術協会より

つまり、ランニングに関するケガの予防や痛みへの対処法などを学ぶことで
適切なシューズを選ぶということです。

身に付くノウハウ

・足部の機能解剖や足部疾患の評価や治療に関する基本的な知識。
・正確な足の形態観察技術とサイジング技術を習得し、目的に合った正しいスポーツシューズ選びと成型済みインソール選択のアドバイスが出来る。
これです、自分が欲しかったのは。とくにケガに対する知識!

講習内容

私が受けた「CERTIFIED Technician BASIC 」コースは下記内容を2日間にかけて受講しました。こうして文字にすると意外とボリュームがあったなと実感。。

スポーツシューズの歴史とブランド

人類の靴の歴史から近代オリンピックを軸にしたスポーツシューズの世界史やスポーツブランドの台頭などから学びます。
ナイキの歴史は本で読んだことがありますが、その他のブランドについては知りませんでした。アメリカ最古のブランドはサッカニーだったのも初めて知りました。

スポーツシューズの機能と設計

シューズの部位名称と役割、素材の変遷、製法と特徴など。

スポーツシューズの機能分析

シューズの役割、種類、動作やクセに対する構造など。

サイジング&フィッティング

フィッティングの概念、サイズ計測、足型とシューズ、足の計測方法など。

足部の機能解剖

解剖学的観点からのアプローチです。

機能解剖の理解

足部関節のバイオメカニズム、運動と筋肉など。

足部と隣接関節の運動連鎖

複数関節の複合体である足部の動きと伝わり方など。

足部と歩行

歩行周期と足部の動きの分析など。

足部疾患と評価

ケガのメカニズムなど。

障害の基本原則

痛みを引き起こすメカニズムと原因となるストレスについて。

足部疾患の理解

足部疾患の名前の由来、メカニカルストレスによる分類など

足部疾患に対する評価

原因となるストレスの特定方法

足部疾患の治療

ケガへの対処法

治療の基本原則

保存療法、手術療法

足部疾患の治療(主に保存治療)

治療方法、基本方針。

足部疾患に対する治療戦略

テーピング、サポーター、インソール、シューズやトレーニング、運動学習など
ストレスを減らす方法。

インソールの基礎知識

近年のインソールの役割の変遷。インソールの分類、アーチの効果、偏平足。
パフォーマンスの低下や障害の危険性など。

認定試験

かなり盛りだくさんの内容を2日間、みっちりと講義を受け、講習終了後、答案用紙を持ち帰って後日郵送し、70点以上取れれば合格です。
正解は帰ってくるのですが実際私が何点だったかの採点はなかったです。
ちなみに私は28問中24問正解 85点かな? 
残り2問は論文形式2問でしたが、正誤はわかりませんでした。

講習を受けてみて

講習の内容自体はそれほど難しいものではありませんが、
受講前からネットである程度調べて知識を得ていたので解剖学的な専門用語も素直に理解できましたが、これやってなかったらちょっと理解出来なさそうな箇所はいくつかありました。
ランクで言ったらベーシックなのでまだまだですが、講習料が約5万円と高額なので更に上位の「アドバンス」へ進むには、お財布と相談しながら決めたいと思いますw

シューフィッターとして

自分の考えとしては、シューズは好きなものを履けばいいし、誰かに強制するものでも、されるものでもないというスタンスに変わりはないです。
ただ、現実に履く人の足にフィットしないシューズというのが存在するのも確かです。
不幸にもそういうシューズを選んでしまった場合、仕方なく履き続けるか、なにかしら手を加えるのか、あきらめて履き替えるのか、その対処方法は様々ありますが、感覚や経験だけで決めるのはリスクがあるし効率も悪いです。
正しい知識をもとに対処すれば、その先には痛みの無い、快適なランニングライフが待っているんじゃないでしょうか。せっかく取った資格、そういうことに役立てていければなぁと思っております。なにか悩みがあったらお気軽にお声掛けくださいませ!

コメント

  1. […] […]

  2. […] […]

  3. […] それ以来、シューフィッターの資格を取った知識を活かし、週一からコツコツとおこなうことにしました。 […]

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