マラソンを始めてから、
いつかは走りたいと思っていた東京マラソン。
その憧れのレースに参戦してきました。
2021年10月開催の予定から、コロナ禍の影響で、3月に延期しての開催。
とはいえ、この厳しい状況の中、開催を支えてくれた主催者、スタッフ、ボランティアの方々には感謝の言葉しかありません。
この開催がきっかけでコロナ禍が早く収束してほしいものです。
出場選手
海外選手では、なんといってもエリウドキプチョゲ。
先の東京五輪男子マラソンの金メダリスト。
2:01:39の世界記録保持者であり、非公式ながら人類初の2時間切りを果たしたランナーです。
結果は下馬評通り、2時間2分40秒で圧巻の優勝。
いつもならテレビ観戦なはずですが、今回はこの選手と同じコースに立ち、走ることが出来たというささやかな幸せを噛みしめることが出来ました。
その他選手も日本記録保持者、鈴木健吾(日本人男子1位)と最近結婚した一山麻緒(日本人女子1位)や女子世界記録保持者のブリジットコスゲイ(女子1位)等々、その他ユーチューバーインスタグラマーまで、そうそうたるメンバーが出場していました。
結果
この1年掲げ続けていた目標のひとつ、サブ255を達成しました。
ギリギリで53分台に滑り込めたのもうれしかったです。
54と53では見た目の印象が違いますからね~
1秒を削りだせてよかったw
2022/3/6 東京マラソン | 42.195 |
タイム | 2:53’59 |
平均ペース (/km) | 4’07 |
平均ピッチ ( /分) | 193 |
平均ストライド (メートル) | 1.29 |
距離 | 累積時間 | ラップ | /km |
5km | 20:02 | 4:00 | |
10km | 40:11 | 20:09 | 4:02 |
15km | 1:00:26 | 20:15 | 4:03 |
20km | 1:21:04 | 20:38 | 4:08 |
Half | 1:25:37 | 4:33 | 4:09 |
25km | 1:41:36 | 20:32 | 4:06 |
30km | 2:02:25 | 20:49 | 4:10 |
35km | 2:23:11 | 20:46 | 4:09 |
40km | 2:44:29 | 21:18 | 4:16 |
Finish | 2:53:59 | 9:30 | 4:20 |
コース概要
スタート~10km
スタートから下り基調が続き、脚の運びも捗ります。
自分がこのペースで走っているのが信じられないくらい本当に気持ちよく走れましたが
後半を考慮してオーバーペースにならないよう自分に言い聞かせてました。
10km~20km
秋葉原を抜けたあたりから、土地勘のないコースが続く。
時々どこを走ってるのかわからなくなり方向感覚が狂う。
先が読めなくなると多少走りにくくなるので、コースは熟知していた方が、メンタル的にも余裕が出ると思いました。
20km地点の蔵前橋で、トップ集団とすれ違い、生キプチョゲも見ることが出来ました!
20km~30km
清澄通りは川をまたがる橋が数か所あります。
小さなアップダウンですが、ジャブのように徐々に足が削られます。
30km~40km
銀座のど真ん中を抜ける、東京マラソン一番の名所ではないでしょうか(景色を眺める余裕はなかったw)
脚は徐々に削られてましたが、田町折り返しまで追い風だったのが気持ち的に楽でした
40km~Finish
ここが一番キツイ区間でした。
ラスト2kmの日比谷あたりは向かい風とビル風のダブルパンチ。
キロ4:30くらいまで落ちました。
天候
マラソンには申し分ないコンディション。
日が当たると暑いくらいでした。
AM9:00 都庁のデータ
気温:9℃
湿度:25%
風:北西 2.2m
雲一つない青空がとても気持ちよかった~
日影は寒かったけど日なたはポカポカ、
追い風は暑いけど、逆に向かい風は冷える。
そんな寒暖差でした。
使用アイテム
シューズ
性能について、説明するまでもないですね。
きつい時でも、しっかり踏み込んで反発でスピードを維持出来る。
その気持ちよさが、後半の辛さを消してくれる。そんなシューズにかなり助けられました。
エネルギー
今回もモルテン(MAURTEN)にお世話になりました。
前日夜と当日朝にDRINK320を1袋づつ摂取。
GEL100 はレース中に摂取するので3袋をポケットに。
今回はカフェイン入りを試してみました。
味も若干違うので、飽きずに摂取出来ました。
これ以外では、VESPA、アミノバイタル、塩水、をフラスクにまぜたスペシャルドリンク。
エネルギー補給についてはこちらにまとめてます。
ウェア
シャツ
Hashiru Renshuuノースリーブ
パンツ
Hashiru Renshuu タイツ
メッシュポケットにMAURTEN GELを。
スマホは後ろの腰ポケットに入れました。
ウエストポーチ
FLIPBELT
フラスク2本を前後へ入れました。
ただ、Mサイズだったのが少し緩く、速いスピードだと揺れるので、長さ調整できるTRANを中に通して締め上げて使いました。
グローブ
RxLのマルチグローブ
今回のような気温10℃前後のコンディションにはぴったりでした。
指出し機能はジェルを開けるのにホントに便利でした。
ソックス
5本指ではなく、通常の厚みのソックス(Defeatというブランド)
自分は5本指より、通常タイプのほうが好みです。
サングラス
OAKLEY FLAK BETA (オークリー フラックベータ)
フィット感よくて、汗かいてもずれて落ちてくることはなかったです。
その他
ナイキのアームウォーマー、乳首の擦れ対策テーピング、各部位にファイテン。
体重管理
マラソンランナーにとって、体重管理は非常に重要で、1kgの差で3分違うとまで言われます。
最近増加気味で、節制していたのですが、なかなか減らず、標準体重より1~2kgくらいオーバーしての出走でした。
まとめ
今回の目標は ①2:55切り、②自己ベスト、③サブスリー
全てクリア出来ました。
年始のレースで思うような結果が出なかったので、それまでのやり方を変えてペース走中心の練習にしたのが良かったと思います。
1番の目標であるサブエガはお預けでしたが、今回のPB更新をきっかけにして更に精進していきたいと思います。
【番外編】
スタートまでの道のり
昨年2021年4月20日
突然の当選通知
でも、コロナが蔓延し、10/17開催は中止になると思いきや、まさかの延期
いま考えると、10月じゃなくてよかったかも。
当日は雨だったし、気温も今より10度以上暑いし。。
とりあえず、開催のためには
体調管理アプリ、PCR検査で陰性が必要となりました。
ランナー受付はビッグサイトで行われました。
入場するには事前予約が必要でした。
ただ、30分くらい前についてしまいましたが、事前予約のQRコードがあれば入れました。
ランナー受付で提出した検体を検査して、翌日にメールにて通知。
まさかの陽性だと走れないので、結構ドキドキしましたね。
当日
当日の準備で、心拍センサーが電池切れなのが発覚して慌てましたが、コンビニで購入して事なきを得ましたw
私はAブロック、第一ウェーブでした。
会場内もトイレは多くあり、男子小便なら待たずに出来ました。
スタートまでは約1時間待たされました。
日が差してきて暖かくなりましたが、それまでは寒さしのぎで手作りポンチョを着用。
ゴミ袋を切っただけですが、これでも十分暖かかったです。
スタートゲートまでは50mくらいでしょうか。
もう少し早く並んでおけばよかったかなと思いました。
ゴール後
ゴール後は手洗いと消毒をしっかり行い、記念品を手渡されました。
タオルポンチョはありがたかった!
東京駅周辺はゾンビのようにこれを着たランナーが徘徊してましたw
沢山の方々に支えられて運営されているなと、参加してみてあらためて実感しました。
ホントに素晴らしい大会でした!
コメント