著者プロフィール Mo Harunah(モー ハルナ) PB:Full 2:53:59 (2022.3 東京マラソン2021) Half 1:27:00(2018.11) 2021年1月、2022年1月、2年連続50代サブスリー達成。
【NORTH FACE マーティンウィング10】は、レース用ランニングパックとして開発されたシリーズの中型モデルです。
フィット感や通気性の快適性だけでなく、ポケットの位置や容量がアップデートされ、レースだけでなくデイリーユースにも対応したデザインに仕上がっています。
主張しすぎないデザインなので通勤電車でも違和感なく使えるのはうれしいですね。また、トレイルランニングや長距離ランニングでもしっかり使えるポテンシャルを持っているので、間違いなく様々なシーンで活躍してくれるでしょう。
スペック
サイズ
Sサイズ/約375g、Lサイズ/約385g
→SサイズとLサイズ、重さ10gの差は500円玉1枚程度なので、ほぼ気にならないですね。
寸法
S:H45×W21×D7.5cm、L:H47×W21×D7.5cm
→幅、奥行きは変わらず、高さだけ2cmの差です。
容量
S/8L、L/10L
→高さ2㎝で2Lの差も出るんですね。
フィット感
身長171cm、体重56kgの方がSサイズ(8L)を着用しています。
ネットのレビューを見ると、自身と同じ身長の方がLサイズだとベルトが長めに感じるとのことで、Sサイズを選びました。
ご覧の通り、ジャストフィットしています。荷物をそこそこ入れても、バックパック自体が軽いため、ガチガチに締めなくても揺れが気にならないです。
機能性
エアメッシュ素材の背面部分
背中に接する面では通気性を考慮し、全体にメッシュ素材を使用しています。 通気性においてはドイターほどではありませんが、何もないよりは良いと感じられるでしょう。 内側にはナイロン生地の仕切りがありますが、夏場の激しい汗では内部に染み込んでしまうことがありますので、荷物はビニール袋に入れるなどの対策が良さそうです。
リザーバー専用のコンパートメント
このバックパックには別売りのハイドレーションリザーバーを収納することができます。 リザーバーのホースを通すための穴やホルダーも装備されています。 日常的な使用ではハイドレーション機能を活用しない場合でも、他の使い方を模索することができます。
例えば、リザーバーコンパートメントは小物や貴重品の収納スペースとして利用することができます。 スマートフォンや財布、鍵、ヘッドフォンなど、小さなアイテムを安全に収納することができます。 また、必要に応じて予備の衣類やタオル、折りたたみ傘などの持ち運びに便利なアイテムを収納することもできます。
自分の使用目的や必要なアイテムに合わせて、リザーバーコンパートメントの使い方を柔軟に検討してみてください。
J型ジッパーで大きく開くメインコンパートメント
J型ジッパーは、その名の通り左右非対称に開く仕組みで、片側のショルダーを外すだけで荷物にアクセスすることができます。
このバックパックのメインコンパートメントは容量8Lで、Tシャツ、長袖インナー、ロングパンツ、タオル、ウィンドブレーカーなどが余裕で収納できます。通勤ランなどの活動には十分に対応できるでしょう。
J型ジッパーの大きな開口部は、荷物の取り出しや出し入れをスムーズに行うことができます。また、荷物の整理やアクセス性も向上します。通勤や日常の使用に便利なデザインとなっています。
快適なランニングや通勤のために必要なアイテムをしっかりと収納できるこのバックパックは、機能性と使いやすさを兼ね備えています。
フロントショルダーポケット
このバックパックのフロントショルダーポケットは、メッシュ素材で作られており、500mlのペットボトルを収納することができます。これにより、自販機やコンビニでの水分補給が便利になります。また、ソフトフラスクやスマートフォンも収納することができます。
フロントショルダーポケットは、スマートフォンを収納したままランニングする際に便利です。スマホのスピーカーから音楽を聴きながら走る場合でも、このポケットの位置が耳に近いため、大きな音量を出さずに快適に音楽を楽しむことができます。イヤホンを使用している場合よりも、周囲の音を聞きやすくなるので安全に走ることが出来ます。
フロントショルダーポケットは、ランニング中の便利な収納スペースとして活用できます。音楽を楽しみながら走ったり、必要なアイテムを手軽に取り出したりすることができます。街中でのランニングでも、周囲に気を使わずに自分のペースで走ることができます。
ヒップベルトのポケット
このバックパックのヒップベルト(腰ベルト)にもポケットがあります。ポケットはマチがあり、コインケースやジェル、スマートフォンなどを収納することができます。さらに、余裕のある容量を持っていますので、必要なアイテムを手軽に持ち運ぶことができます。
ヒップベルトのポケットはランニング中に特に便利です。走っていても中身の揺れが気になりませんので、貴重品や必要なアイテムを安全に収納することができます。ヒップベルトの位置は身体に密着しているため、アイテムの安定性も高く、自然な動きを妨げることなくランニングを楽しむことができます。
キークリップつきメッシュポケット
このバックパックのメインコンパートメントの裏側には、メッシュポケットとキークリップが備わっています。ただし、個人的な意見としては、あまり使用しないかもしれません。キーをここにつけると、揺れてカチャカチャ音がする可能性があり、また、メッシュポケットにはファスナーがないため、中身がこぼれ落ちる心配もあります。もし可能であれば、このポケットにはファスナーが付いていると便利だったかもしれません。
ただし、個人の使用方法や好みによっては、このポケットが役立つ場合もあります。例えば、小さなアイテムやキーを一時的に収納したい場合には重宝するかもしれません。音や中身のこぼれ落ちに気をつけながら、使い勝手を確認してみてください。
本体下部に大型収納ストレッチメッシュポケット
本体下部には、大型収納ストレッチメッシュポケットがあります。この左右に独立したポケットには、ウィンドブレーカーなどがすっぽり収まるような容量があります。また、左右を貫通しているポケットもあり、トレイルランニングポールなどの長いアイテムを収納することができます。このようなポケットの配置は、アイテムの使いやすさや収納の柔軟性を高めてくれます。
ヒップベルト裏側に滑り止めテープ
ヒップベルト(腰ベルト)の裏側には、滑り止めのラッセルテープが付いています。これにより、ベルトがしっかりと身体に密着し、揺れを抑える効果があります。滑り止めテープの存在により、快適な装着感を実現しながら、ランニングやトレイルランニング中の動きに対して安定性を提供しています。
リフレクター
夜間の安全性を考慮し、ヒップバックパックにはリフレクターが装備されています。リフレクターは光を反射し、周囲の人々や車のドライバーに自身の存在を知らせる役割を果たします。帰宅ランや暗がりでの活動時には特に重要な装備となりますので、安心して使用できます。暗い環境でも他者からの視認性が向上し、より安全なランニング体験を提供してくれます。
バンジーコード
付属のバンジーコードを使用することで、ヒップバックパックの揺れを抑えることができます。バンジーコードを靴ひものように締めることで、荷物が安定し、動きに合わせてフィットします。さらに、ウィンドブレーカーやジャケットなどの軽量なアイテムをバンジーコードに挟んでおくことで、パック内の容量を節約することも可能です。バンジーコードは便利な機能であり、ランニング中の快適な持ち運びをサポートします。
その他
ファスナーは大型の引き手が付いており、視覚を必要とせずに使いやすいです。引き手の大きさが手にしっかりフィットし、スムーズに開閉できます。
調節ベルトの余りを留めるためのゴムバンドは、腕の振りを妨げることなく快適に使用できます。バンドがしっかりと留められるため、バックパックが安定して背中に密着します。
さらに、チェストベルトの高さも体型や好みに合わせて調節できます。個々の使用者に合わせて最適な位置で固定できるため、安定感と快適性を向上させることができます。
これらの機能により、ユーザーは自身の好みや体型に合わせてバックパックを調整し、快適なフィット感を実現することができます。
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