著者プロフィール Mo Harunah(モー ハルナ) PB:Full 2:57:17 (2020.1) Half 1:27:00(2018.11) 2021年1月には50代サブスリー達成。
Bluetooth完全ワイヤレスイヤホンをランニングに使ってみた
ランニング用に使っていたイヤホンを壊してしまったので、アマゾンでランキング売上1位のイヤホン「ANKER soundcore Liberty Air 2」を使ってみました。
アマゾンといえば、中国製の「安かろう悪かろう製品」が沢山売っており、レビューもサクラが多く有名ブランド以外の商品を買うのは結構勇気がいることでした。
自分も以前アマゾンで2千円くらいの激安イヤホンを買ったことがあり、その時は走り始めて10歩でこわれた経験がありましたw(その時は返品しました)
そういう苦い経験があったので特にイヤホン関連はアマゾンでの購入を避けていたのですが、他のブランドを探してもやはり、自分の欲しいスペックのものはそれなりに価格が高く、新しいのを買うにも二の足を踏んでいました。
しかし、ふとアマゾンのランキングを見てみると、この商品が毅然と1位にいるではありませんか。しかも自分が欲しいと思っていたスペックを全てクリアしている。
さすがのアマゾンでも1位ってことはそれだけ購入している人が大勢いて、満足度もそれなりに高いってことだから、「走り始めて10歩」でこわれることはないだろう。まぁ壊れたらまた返品すればいいか(めんどくさいけど)ってことで今回の購入に至りました。
スペック
再生可能時間:本体7時間 充電ケース使用時最大28時間
防水規格:IPX5
充電端子:USB Type-C
重量(充電ケース含む):約53g
通信方式:Bluetooth 5
対応コーデック:AAC / SBC / aptX
充電時間:約1.5時間 (イヤホン)
約2時間 (充電ケース ※USBケーブル使用時)
約3.5時間 (充電ケース ※ワイヤレス充電器使用時)
その他:ワイヤレス充電(別売)、HearID搭載(自分だけのHearing Profileを作成)、
モノラルモード(片耳再生)、cVcノイズキャンセリング、タッチ操作カスタマイズ、
18ヶ月製品保証
使用した感想
購入して3週間。
残暑続く中、毎日の帰宅ランや30kロングランにも使用しました。
結果から言うと
今のところ、これといったトラブルもなく使えている。
いや、むしろとても快適に使えているんです。
驚くことに(驚いちゃダメだが)良い意味で裏切られた。
今回はランニング用イヤホンとしての条件と商品の詳細に対してのメリット、デメリットをまとめてみましたので最後まで見ていただければ幸いです。
ランニングの必須条件に対して
IPX5以上
夏場の滝汗やゲリラ豪雨など、ランニングで使う以上防水機能は必須です。
iPhone 付属のイヤーポッドをはじめ、非防水のブルートゥースイヤホンを何個も壊してきた自分としては今度こそ同じ轍を踏むわけにはいきませんw
たかが汗だと思って防水なしや簡易防水などを使っているとすぐに壊れます。
髪の先から汗がしたたってイヤホンがびっしょりなんていつもザラでした。
これは真夏の滝汗で濡れても全然大丈夫でした。
そういう意味では最初は恐る恐るでしたが、使っているうえでかなり安心して使えるようになりました。
防水は国際規格で決められた「IPX」で表示される等級があります。
保護等級 | 意味 | 種類 |
0 | 特に保護がされていない | – |
1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない | 防滴I形 |
2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない | 防滴II形 |
3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない | 防雨形 |
4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない | 防まつ形 |
5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない | 防噴流形 |
6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない | 耐水形 |
7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない | 防浸形 |
8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない | 水中形 |
– | 相対湿度90 %以上の湿気の中で使用できるもの。 | 防湿形 |
普通に使っていて水没することはまずないのでIPX5であれば間違いないでしょう。
ちなみにこちらIPX5の試験動画です。滝行くらいしなければ大丈夫そうですねw
真夏のランの滝汗でもこの程度です。
連続使用5時間以上(本体のみで)
週末のロングランで30km走る時は、信号待ちやコンビニ寄ったりで実際走っている時間より長くなってしまうため、実際は3.5~4時間はかかります。
また私はレースには使いませんがフルマラソン1回分と考えると5時間あれば十分だと思います。
カタログ値では7時間(本体のみ)でした。
ちなみにこれが5時間使った時のバッテリー残量です。
40%くらいですかね。
iPhoneのバッテリーが先に逝っちゃいそうでした。
この時に使いました。
自宅⇒バス、電車移動⇒ラン⇒自宅=合計5時間
走っても外れない装着感
こればっかりは十人十色な耳の形状なので実装着してみないとわかりませんがカナル型で耳に合わない!って人はあまり聞いたことが無いので、耳穴に合わせたサイズを選べれば大体の人はフィットするのではないでしょうか。
ただしカナル型であっても本体が重かったりすると走る振動で落ちやすくなるので注意です。
ANKER soundcore Liberty Air 2は本体片側5gと超軽量です。
私は耳の穴が左右で違うらしく左がL、右がMを装着してます。
本体重量片側5gと、本当にバッテリーが内蔵されているのか疑いたくなるくらい軽量なので頭を振ったりしても遠心力で外れたりはしないです。
余談ですがコードで左右がつながっているタイプで、スイッチ類がイヤホンの間に配置されているのは、耳のすぐ下でスイッチがブラブラするので脱落しやすいです。
このタイプならイヤーフック付きのものをおススメしますが本体が大きくそして重くなるデメリットがあります。
ネックバンドタイプも一見良さそうですが、走ると肩の上で跳ねてろっ骨にビシバシ当たって非常に不快です。絶対にやめたほうがいいです。
デメリット
十分満足した使用感ではありますが、この製品の特長が諸刃の剣となる場合もあります。
完全セパレートのため落として失くしそう
ラン途中に水道で汗を流したり、マスク脱着の時などに本体にうっかり引っかけてしまい何度か落としたことがあります。これは自分で気を付けるしかないです。
タッチ式のため意図せず操作してしまう。
慣れない時は耳から外したり、ケースに入れる時うっかりタッチパネルを触って長押ししてしまいSIRIを呼んでしまいます。コツとしては本体のスティック部分を持つと大丈夫です。
カナル型の密閉性が高く外部音が聞こえにくい。
カナル型はどれも言えることですが、密閉性が高いので外部音が聞こえづらいです。特に音を出していると後ろからクルマが近づいていても全く気付きません。歩道のない道を通るときは随時後方確認をしながら安全に配慮して使用しましょう。
不具合
不具合と言っていいのか微妙ですが、大量の汗をかくとタッチセンサーが反応してしまいSIRIが起動してしまうことがありました。頻繁に起きたわけではなかったのでそれほど問題はないと思います。
まとめ
冒頭にも書きましたが、使用感には非常に満足しています。
また、これが8000円で買えるのは恐ろしくコスパが高いと思います。
勇気を出して買ってみてよかったと思いますw
日本企業からもこのような製品が発売されるといいですね。
余計な心配をしなくて済みますからねw
それでは!
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