スポンサーリンク
ニューバランス公式オンラインストア

【詳細レビュー】ナイキ エアズーム ペガサス38 (重さ、サイズ、1,500km走行の使用感は?)

ナイキの38代続く定番モデルが待望のマイナーチェンジ。
”37とどこが変わったのか?” その違いを詳細にレビューします。

著者プロフィール
Mo Harunah(モー ハルナ)
PB:Full 2:57:17 (2020.1)
Half 1:27:00(2018.11)
2021年1月には50代サブスリーを達成。

ペガサス38とは

ナイキは1983年に全てのランナーのためのシューズとして、ペガサスを発売しました。(名前の元になった、馬の半身に鳥の翼を持つ神話上の動物のように)エアをソールの半分に使い、動き、速さと空を飛ぶ魅力をデザインに表現しました。

NIKE NEWSより
1983年 メンズ エア ペガサス
NIKE NEWSより

現在は、デイリートレーナー向けシューズの位置づけであるペガサスシリーズ。
ペガサスターボやペガサストレイルなど、派生したモデルは多岐にわたります。
初代発売はなんと1983年までさかのぼります。
発売から38年続くモデル(途中お休み有)って他には無いですよね。

新しくなった点

クルマで言うと

37代目は、フルモデルチェンジでしたが、

38代目はマイナーチェンジということで、下図①のアッパーが変わりました。

NIKE NEWSより

シュータン

シュータンはアッパーから独立して動く構造で、フォームも追加しています。

NIKE NEWSより
左38 右37

今回のマイナーチェンジでもっとも大きく変わった点が、このシュータンの変更です。
画像をみると一目瞭然です。
前作37は、最近のナイキ上位モデルで多く採用されている”薄型
それに比べ、38は厚みのあるクッション性素材に変更されています。

個人的に歓迎出来る変更です。
ダイレクト感は減りますが、やはり、デイリーユースでのスローペースで多用していたので快適性は良いに越したことはないですね。
現に、紐をきつく縛ると足の甲の当たりが強くなりすぎて、場合によっては痛みが発生するときもありましたので。

ウェビングベルトが装着されたタン
左38 右37

また、タン中心部にウェビングベルトが追加されています。
これはデザイン性向上の意図もあると思いますが、機能的には紐の締め付け感を部分的に変えることが出来ます。
前作は”つま先側”、”甲部分”、”足首側”、と締め分けしても、走っているうちに緩んできて、全体的に均一化してしまってました。
足首側からつま先側まで、一気に締め付け出来る簡易性はあったのですが、簡単に締め付け出来る反面、簡単に緩みやすいということがありました。
かたや、この新作38は、そういった簡易性は少々犠牲にすることはありますが、前述のような締め分けが走行中も長く持続させることが出来るということです。

つま先部分のゆとり

ナイキ エア ズーム ペガサス 38には、新しい足型を使用して、つま先部分のゆとりを増やしています。ペガサス 36以前のモデルと似た履き心地に仕上がっています。

NIKE NEWSより
左37 右38

正直、つま先部分のゆとり差は感じられませんでした。
というより、画像を確認すると、特につま先側のシューホールの幅が広がっています。
長い使用により生地が伸びて狭くなった可能性もありますが、生地自体の伸縮性のあるものではないので、伸びたとしてもここまで差は出ないかと思います。

37 ミッドソールからの高さ5cm
38 ミッドソールからの高さ4cm


ミッドソールからシューホールまでの高さが1cmほど低くなっています。
これはアッパー前足部の高さを低くして、その分、紐で調整するということでしょう。
確かに、37は紐をきつく縛るとつま先側シューホールの間隔が、他のナイキシューズに比べ狭くなってました。そのため、前作37でのレビューにも書きましたが、ゆったり目のサイズ設定だなという印象でした。

37 7cm 

38 6cm

足首側のシューホール位置も若干下がっています。
厚めのホットメルトでしっかり補強して、履き口への連動性を高めフィット感を向上させています。

中足部のウェビング システム

中足部のウェビング システムがフィットバンドと連動し、シューレースの締め方によって自分の好みのフィット感を生み出すことができます。

NIKE NEWSより
37 独立したシューホール

38 シューホールがウェビングベルトに変更

シューホールはウェビングに変更。
1穴1本のナイロンベルトがミッドソールまで続き、フィット感と締め付けのダイレクト感を向上させています。

サンドウィッチ構造のメッシュ素材

柔らかくて通気性のあるサンドウィッチ構造のメッシュ素材が、エリートから初心者まで全てのランナーに快適さと機能性を提供します。

NIKE NEWSより
伸縮性のあるライナー

肌に直接あたるライナーの素材が、とても伸縮性のある素材へ変更されています。
37はカナコのメッシュ素材で、通気性はありましたが、伸縮性はそれほどではありませんでした。

ヒールカウンター

左37 右38
左38 右37
38はくるぶし下周辺のフィット性が向上
左37 右38

ヒールカウンター、履き口のクッションは肉厚ジューシー感が増しました。
37は履き口のフィット感が緩かったので、前述した足首のシューホールを下側にして締め付け感を増していました。
38になってクッションの厚みが増したことでフィット感が向上するのは間違いないでしょう。
フィット感が向上すれば、紐をきつく縛る必要もないので、痛みやケガのリスクも減るということです。

履き口のかかと部分は、アスリート(Mo Farah)からの意見を生かし、アキレス腱に当たらないよう外側に反れる形状は健在。肉厚が増した分、見た目にわかりにくく、リーク画像を見たときは無くなってしまったと思っていましたがよかったです。
足を入れるとき、スルッと入るのでとても気に入っています。

アッパーメッシュ素材


37 光を透過させるほどの粗いメッシュ
38 光は透過しない細かいメッシュ

上の画像を比較すると、太陽光が多く透過しているということは、それほどメッシュの目が大きく、
つまり通気性が優れるということ。
その点では38より、37の方が通気性は良いということですね。
暑い夏でどのくらい差が出るでしょうか。

ヒールロゴ/テキスト

左38 右37

かかとに入っていた文字が38は無くなってしまいました。
上位モデルには必ず入っていて、そのシリーズを印象付けるもので、個人的に気に入っていたので少々残念です。

ヒールカウンター

左37 右38

38はひし形のヒールカウンターが追加されています。
これはデザイン性の要素が大きいのかな?
あまり機能的に差はないと思います。

重量

ペガサス38 25.5cm 片足262g
ペガサス37 25.5cm 片足240g

若干の20g重量アップ
100円玉5枚分、はたまた、単三乾電池1本分、と言ったところでしょうか。
そう考えると、結構な重量アップだと思いますが、デイリーユースと考えれば、許容範囲だと思います。

サイズ感

ほぼ変わりないです。
タンにクッションが加わったり、シューホールの配置の変更により、フィット感は変わっていますが、サイズ感に関しては変わりないです。

変わらない点

ペガサス37から大幅に変更されたミッドソール。
前足部に2倍になったズームエアユニット+リアクトフォームによる快適なクッション性はそのまま継承されることとなります。

・ナイキ エア ズーム ペガサス 37と同じ調整のミッドソールを引き続き使用しています。全面にナイキ リアクト フォームを使用することでクッション性と反発性を提供し、スムーズな体重移動を実現しています。

・前足部のズーム エア ユニットが反発性とエネルギーリターンを提供します。

nike news より

カラバリ


メンズ5色

ブラックメタリックシルバー

ダークスモークグレー
ピュアプラチナチリレッドウルフグレー
ホワイトウルフグレー

ブラックホワイト

レディースは4色

ホワイトメタリックシルバー.
ブラックホワイト.
ホワイトオイルグレーピュアプラチナ
シャンパンホワイトベアリーローズ


実際に使ってみて

2021年4月22日にペガサス38が、ナイキオンラインストアメンバー限定で先行発売され、早速購入しました。

経過観察

300km現在

300kmでは、まだ消耗という感じはなく、「新しいシューズ」感が残っています。

500km現在

500kmくらいでは特筆すべき劣化はないですね。
前足部の凹凸が減ってきていますが、ミッドソールまではすり減ってないです。
その辺は37と変わりないです。

しいて言うなら、ヒールカウンターのスウォッシュロゴが剥がれてきたくらいです。
走るのに影響ないので、特に気になりません。

1,000km現在

4月末に購入した38も3か月半で1000kmを超えました。

ソール減り

38 1000km
37 1000km

1000km走ったソールの減り方が37よりは少ないです。
もちろん走り方の違いもあると思いますが。
色の違いによる耐久性の違いもあるのかもしれません。

インソール

38 1000km
37 1000km

逆にインソールは38の方が減りが激しいです。
100kmくらいからプリントが剥がれ始めて、
特に左足の母指球は擦れにより生地が剥がれかかってます。

アッパー、ミッドソール

アッパーの劣化はないですね。
ミッドソールも汚れてますが、ヘタレ感はないです。
ヒールのスウォッシュロゴが半分剥がれてちょび髭みたいになってます。

1,500km現在

4月末に購入した38も3か月半で1000kmを超えました。

ソール減り

38 1,500km
37 1,500km

ソールの減り方が明らかに37よりは少ないです。
もちろん走り方や色素材の違いもあるかもしれませんが、
ここまで変わるのは、何かしら素材は変更してそうですね。


インソール

38 1,500km
37 1,500km

インソールもこれだけ差が出ました。
素材は変わっていないっぽいので、個人的な考えですが、アウトソールが硬くなったせいで
インソールへの負担が増したのかもしれません。

アッパー、ミッドソール

アッパーの劣化もなく、ミッドソールもクッション性がヘタれた感じもありません。
エアのぷにゅぷにゅ感は増してる感じでした。

ちょび髭スウォッシュもほぼ変わらず残ってますw

37との比較

紐はほんとうにほどけにくいですね。
37の時は結び目を紐の間に通してたのですが、それをしなくてもほどけなくなりました。
軽いジョグの時とか、それほど長く走らない時でも、結んでサッと素早く始められるのはいいですね。

濡れた路面で浸水しやすい。

購入してすぐ、防水スプレーをかけるのですが、雨上がりの濡れた路面でも、つま先に水が染みてきやすいです。
アッパー全体ではメッシュが細かくなっていますが、つま先部分のメッシュは逆に粗くなっているので、防水スプレーをかけても、メッシュの穴から水分がしみこんでしまうようです。

37はアッパーの形状を保持するためのコーティングがつま先部分に施されていますが、38はそれがありません。つま先部分の通気性が良くなった反面、ほんの少しの水分も、すぐに内部にしみこんでしまいます。

左37 右38


ソールが滑りにくい

カラーの違いもあるのでしょうが、37の時は濡れたタイルなどは本当に滑りやすかったのですが、
38はそういう不安感はなくなりました。
ラバーのカラーによって若干硬さが変わることもあるので、一概に言えませんが、もしかしたらひそかに材料を変更しているかもしれませんね。

37
38

紐がほどけにくい

37の紐はほんとうにほどけやすかったのですが、38になってそれがなくなりました。
紐自体すこし柔らかくなったのが良かったのでしょう。
タンに追加されたウェビングベルトは、ほどけにくさとはあまり関係なかったですね。
ひもの通し方をカスタムすれば、少し変わるかもしれません。

左37 右38

くるぶし下あたりに痛み

履き口のクッションが肉厚になり、フィット感があがったのですが、37と同じように紐をきつく縛ると肉厚クッション分かえって当たりが強くなり過ぎて、くるぶし下あたりが痛くなってしまいました。

つまり、37はフィット感が足りず、紐をきつくしてましたが、38は軽く縛るだけでOKということです。

左37 右38

インソールプリント

インソールのプリントが剥がれました。
37は1000km走ってもしっかり文字が残っていましたが、38は100kmくらいから剥がれていました。

プリントのノリによるものなので、まぁ、しかたないですかね。
走りには影響ないし、見えるところでもないので気になりませんが、念のため追記しておきます。

38 300km
37 1000km

まとめ


ペガサス37は購入後1500km以上履き続けてきました
2倍になったエアズームクッションのおかげで、それだけ走っても、まだまだクッション性が残っているという驚くべき完成度と耐久性をもつペガサス37も、やはり少なからず不満に思う部分はありました。

今回のマイナーチェンジで、そのあたりを見事にアップデートしてくれ、さらに完成度が上がったペガサス38。

ここまで完成度が高いと、次回作の39はどうなるのでしょうか?
あまり良いものを作ってしまうと、上位モデルはもっといいものを作らないといけないというジレンマも出てきますよね。

そういう意味で、これからもナイキには目が離せませんね!

コメント

スポンサーリンク
MIZUNO SHOP ミズノ公式オンラインショップ
タイトルとURLをコピーしました