著者プロフィール Mo Harunah(モー ハルナ) PB:Full 2:53:59 (2022.3 東京マラソン2021) Half 1:27:00(2018.11) 2021年1月、2022年1月、2年連続50代サブスリー達成。
ルーティン
基本的に下記ルーティンに沿ってトレーニングしています。
週50~70km
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
AM | ジョグ 3~5km | ジョグ 3~5km | 休足 | ジョグ 3~5km | ジョグ 3~5km | ロング走 or ポイント練習 | ジョグ 3~5km |
PM | ジョグ 3~5km or ジョグ~Eペース 10km | ジョグ 3~5km or ジョグ~Eペース 10km | ポイント練習 | ジョグ 3~5km or ジョグ~Eペース 10km | ジョグ 3~5km or ジョグ~Eペース 10km | 休足 | 休足 筋トレ |
トレーニングのポイント
①ある程度強度あるジョグをしっかり行う。(レースペースより30秒~1.5分遅いくらい)
②ペース(閾値)走中心で週末にロング。
③朝ランは朝食前
④筋トレは腸腰筋のドリルや縄跳び
2023年5月トータル
月間走行距離354.1km
年間走行距離1178km
原因不明の疲労感は抹消動脈疾患
発症した昨年10月、当初は300mも走れず、整形外科、鍼、マッサージ、整骨院など色々まわりましたが完全回復とまではいかず、半年以上経っても治らないので、色々調べてみるとどうやら原因は血管かと思い始め、血管外科へ行きようやく原因がわかりました。
そこで両手両足の血圧をはかったら、なんと左足だけ血圧が低く、抹消動脈疾患の疑いあり、と診断されてしまいました。
その後、CTを撮るとバッツリ詰まってました。
これで確定です。
抹消動脈疾患とは、下肢の動脈が詰まることで脚への血流不足が起こり、最悪は壊死して切断することもあるようです。
また血管なので発症する箇所によっては、脳梗塞、心筋梗塞など命に関わることもありうるという怖い病気です。
重症度によって大きく4段階に分けることができます
Ⅰ度 足が冷たい、足がしびれる、足の皮膚が青白い
Ⅱ度 少し歩くと足が痛くなり歩けなくなるが、しばらく休むとまた歩けるようになる(間欠性跛行) Ⅲ度 じっとしていても足が痛む
Ⅳ度 足の皮膚がただれたり(潰瘍)壊死したりする
自分の場合はランニングではありますがⅡですね。
下肢の動脈に狭窄や閉塞があると、足の血圧が下がります。 腕の血圧と足の血圧との比(足関節圧比)を計算することにより、血行障害の診断とその重症度が判断できます。足関節圧比が0.9(90%) 以下だと何らかの閉塞性病変の存在が疑われます。自分の場合0.85でした。
触診では足のつけ根、膝の後ろ、くるぶしの内側、足の甲にある4か所の動脈を触って、脈が触れるかどうかを調べます。脈が弱かったり、感じないときは下肢の動脈がつまっていると考えられます。
自分の場合、左脚は測れないくらい脈が薄いです。
毎日カップ麺食べてたり、アルコール、暴飲暴食、ストレスとか 50年も生きてれば考えられる原因なんていくらでもあるし、症状が出る前日に強度高い走り込みし過ぎて熱中症にもなりかけたし。。
しかし、今回の件はむしろランニングしてなかったら気が付かなかったかもしれません。 普通に生活してるだけだったら気が付いた時にはもっと症状が重くなってた可能性もあります。 そういう意味ではランニングしててホントに良かったです。
いまはキロ6くらいのペースであればノンストップで10km走れるまでに回復しました。
完全回復には血管拡張のクスリ飲みながらの運動療法とのことなので痛いの我慢してでも走り続けるしかないです。
ロング走
走行距離 0km
ポイント練習(LT閾値走)
走行距離 0km
ジョグ
走行距離 345.1km
帰宅ランを再開しました。
とにかく脚に負荷をかけて血流をよくしないことには回復しないので、多少脚が辛くなっても、リハビリだと思い、気合入れて頑張ります。
2023-2024年の目標
①リハビリで完全回復
②フルマラソン完走
③50代でサブスリーを継続
④PB更新
⑤エイジシュート(2時間+自分の年齢)=2時間52分以下
⑥サブエガ
まずは、完全回復を最優先してトレーニングを励みます。
こうなってしまったことは残念ではありますが、逆に毎日走らなきゃいけなくなった理由が出来ただけでも、病気に対して「受けて立とう」という気持ちでいっぱいです。
確かにPBやサブエガなど目標に向かって走るのも好きですが、なにより「走る行為」が好きなので、どんな形になっても一生走り続けること、それが自分にとっての最終目標なのです。
引続き精進します。
それでは。
コメント